【ホテルのラウンジご飯とお酒:04】イースタン&オリエンタルホテル・ペナン

こんにちは、逗子マリナです。

マレーシアは一説にいると世界で一番「5つ星ホテルが安い国」とも言われているようです。
ラウンジ、エグゼクティブフロアが使えるクラスの部屋も、リーズナブルなので利用しやすいかと思います。

ラウンジの魅力はカクテルアワー。アルコール類の高いマレーシアで夕方1時間〜2時間ほどコンプリメンタリー(ホテルからの無料のサービス)となっています。また軽食なども合わせて提供されます。

そこで実際に宿泊したマレーシア国内ホテルのラウンジのカクテルアワーをリポートしてみたいと思います。（2017〜2020年の情報となります。コロナ以降、リノベをしたりラウンジの位置が変更されているため、過去の情報となります。次回訪れた際にアップデートします）

伝統とホスピタリティといえばE&O

E&Oはいわゆる旧館のヘリテージウィング（Heritage Wing）と新館ビクトリーアネックス（Victory Annexe）の2つに分かれていて、両方が廊下でつながっています。ビクトリーアネックスは高層棟となっています。

どちらにも宿泊したことがありますが、設備やアメニティなどは大差がありません。新旧のコントラストというかどちらにも違ったよさがあります。一言でいうと、「1泊ではもったいホテル」ではないでしょうか。
※新型コロナ以前と現在とでは、若干違う部分もあると思います。

新館ビクトリーアネックス（Victory Annexe）

高層階の中層部に位置するザ・ドローイングルーム（The Drawing Room）がラウンジとなります。時間外はコーヒー紅茶、ソフトドリンクなどが提供されています。カクテルアワーは18:00〜19:00。同じフロアには小さいながらもインフィニティプールがあり、ペナンの海を一望できます。屋内とテラス席があり、カクテルアワー以降はレストランとなります。晴れた日の夕暮れは西の空がオレンジに色に染まる絶景が見られます。

ドリンク類、スナック類はセルフサービスとなっています。ビール、ワイン（赤、白）、スピリッツなど。春巻き、サンドイッチ、ベジスティックといったハイティー風のスナックが中心で、あくまでもお酒の肴といった感じです。

欧米からのゲストが多めです。一応ドレスコードはあるようですが、リゾートという雰囲気もあるため軽装の人も見かけました。それとは逆にドレスやワンピースを着ている人もいて千差万別とう感じです。ただしビーチサンダルは避けた方がよいかもしれません。

 

旧館のヘリテージウィング（Heritage Wing）

低層階（客室は全て60m2以上）で、こちらはいわゆる本館といった趣になります。コロナ以降に訪れたため、この時のラウンジはパーム・コート（Palm Court）でテーブルオーダーでした。

 

スタッフがサーブするため、基本的にゲストはラウンジ内を歩き回ることはできませんでした。

18:00〜19:00までで、ビール、ワイン（赤、白）の他、カクテルなどをオーダーできます。フード類はすでに決められたものをプレートに入れて運ばれてきました。

味気ないようにも感じたのですが、やはりプレゼンテーションも味もよく、むしろゆっくりとできた感じがします。

どこでもそうですが、特にE&Oのラウンジはさまざまな国の言葉で歓談する声やグラスを鳴らす音などが聞こえてくるのも異国情緒ある魅力となっていましたので、このような静かな環境というのも珍しいように思えました。

ラウンジで食事もお酒も済ましてしまえそうなホテルも多いのですが、E&Oはあくまでもディナー前のアペリティフタイムを楽しむといった趣旨です。

ところで、カクテルといえば、ちょっとおもしろいものがあるのをご存知でしょうか。
E&Oはシンガポールの名門ホテル、ラッフルズ・ホテル(Raffles Hotel)の姉妹ホテルでもあります。
ラッフルズ・ホテル発祥のシンガポールスリングというカクテルがあります。
実はあまり知られていないのですが、こちらE&Oのバーでは、そのな名もE&Oスリング（E&O Sling）というカクテルがあるのです！

シンガポール・スリングは赤い色をしていますが、E&Oスリングは緑色。
E&Oを訪れる機会がありましたら、珍しいE&Oスリングをぜひ飲んでみてはいかがでしょうか。
※こちらはカクテルアワーのフリードリンクではなくバーで提供されています。

イースタン＆オリエンタルホテル（Eastern & Oriental Hotel）
URL：https://www.eohotels.com/