ペナン島の水上モスク

【マレーシアのモスク巡り:04】海に浮かぶ美しきペナン島の水上モスク

イスラム教を国教とするマレーシアには、国内の至るところに礼拝所モスクがあります。英語でモスク(Mosque)、アラビア語ではマスジド(Msjid)と表記します。

宗教施設ですが、異国情緒たっぷりの美しさとその壮大さから、観光スポットとしても人気となっています。

マレーシアのモスクといえばクアラルンプール郊外のシャー・アラム(Shah Alam)のブルーモスク(Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah)、プトラジャ(Putrajaya)のピンクモスク(Masjid Putra /Putra Mosque)が知られています。

そして国内には多くの素晴らしきモスクがあります。不定期ではありますが、私が訪れたマレーシアのモスクをご紹介していきたいと思います。

ペナン島海辺の町タンジュンブンガにあるモスクTanjung Bungah Floating Mosque

マレーシア国内には水上モスク、あるいはフローティング・モスクと呼ばれるものがあります。マレーシア国内に数カ所あり、海や池などのほとりにあるため、水の上に浮かんでいるように見えるためこう呼ばれています。

よく知られるものとしてはマラッカにある水上モスクで、晴れた日の夕暮れには美しいシルエットとなって浮かぶことから訪問者が絶えません。

ペナン島の水上モスク

「Pearl Of Orient(東洋の真珠)」と称されるペナン島屈指の観光スポットジョージタウン(Geroge Town)から北へ約7km。立ち並ぶコンドミニアムやリゾートホテルとローカルののどかな風景のコントラストが印象的なタンジュン・ブンガ(Tanjung Bungah)地区にあるペナン・フローティング・モスク(Penang Floating Mosque)

浅瀬の海岸に建てられているモスクで、満潮時にはまるで海に浮かんでいるようにも見えます。

ペナン島の水上モスク

中は見学できますが、女性は正面入り口の右側にある無料で貸し出しているスカーフ(ヒジャブ)、ローブ(チャドル)を身につけてからの拝観となります。受付(レジストレーション)はありませんが、拝観を希望の旨伝え、案内をしてくださる方の指示に従います。

ペナン・フローティング・モスクは1963年に建立された当初は近所の別の場所にあったそうです。当時は200人ほどの収容人数でした。1993年に現在の場所に新しく建設され最大収容人数1500人となり、周辺エリアのほぼ全ての信徒をカバーできるようになったそうです。男性用の礼拝所は1階、女性用は2階と分けられています。

ペナン島の水上モスク

ドームの天井はシンプルで太陽のようにも思えるような模様。どのモスクも幾何学文様が使われていて、内部の装飾はアラビア文字と植物と決められています。また正面はメッカの方向を向いています。

ペナン島の水上モスク

フローティング・モスクの一番の特徴は両側にあるモスクの入り口から見えるペナン島の海。熱帯の強い日差しと南国の青い海が広がる光景ではないでしょうか。入り口がまるで絵画のフレームのようにも見え、絶景となっています。

ペナン島の水上モスク

ペナン島の水上モスク

また礼拝堂のを一周するように散策できます。正面入り口の反対側は海に面したバルコニーとなっていて海辺の町らしさが感じられます。

フローティング・モスクを訪れるのは約3年ぶり2度目でしたが、前回と比べても周囲の風景は変わることもなく、のんびりとしたマレー系コミュニティらしさが感じられました。

ペナン島(Penang Island)までは、クアラルンプールから車で5時間、バスの場合はペナン島内まで約7時間、飛行機で約50分〜1時間となっています。

フローティング・モスクまでは、ペナン島のバスターミナルがあるコムター( Komtar)からは101または102のバス(渋滞時は時間が読めません)。Masjid Terapung下車し、道路を渡ったところすぐとなります。車やタクシー配車アプリのグラブ(Grab)では通常の場合で約30分です。

【基本情報】
施設名:ペナン・フローティング・モスク(Penang Floating Mosque)
住所:Tanjung Bungah Road, Pulau Pinang, 11200, Penang
拝観時間:11:00-13:00、14:00-16:00(土曜〜木曜)、金曜は礼拝日のため時間が異なります。