【マレーシアのモスク巡り:03】一度は訪れたい有名すぎるブルーモスク

イスラム教を国教とするマレーシアには、国内の至るところに礼拝所モスクがあります。英語でモスク(Mosque)、アラビア語ではマスジド(Msjid)と表記します。

宗教施設ですが、異国情緒たっぷりの美しさとその壮大さから、観光スポットとしても人気となっています。

マレーシアのモスクといえばクアラルンプール郊外のシャー・アラム(Shah Alam)のブルーモスク(Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah)、プトラジャ(Putrajaya)のピンクモスク(Masjid Putra /Putra Mosque)が知られています。

そして国内には多くの素晴らしきモスクがあります。不定期ではありますが、私が訪れたマレーシアのモスクをご紹介していきたいと思います。

ブルーモスクの正式名称はスルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク(The Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah Mosque)

クアラルンプールの観光スポットでまず名前があがるのが、クアラルンプール市内中心にあるペトロナス・ツイン・タワー(Petronas Twin Towers)、プトラジャヤにあるピンク・モスクことプトラ・モスク(Putra Mosque/Masjid Putra)。

そしてクアラルンプール郊外シャーアラムにあるブルーモスクことスルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク(The Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah Mosque)ではないでしょうか。

そこで今回はクアラルンプール観光の定番ともいえるブルーモスクについてお伝えします。

ブルーモスクまでの距離と見学時間について

ブルーモスクはクアラルンプールから西へ約30kmと意外と離れています。セントラル・マーケットのあるパサール・セニ(Pasar Seni)からバス、あるいは電車(KTM)とバスを乗り継いで行けますが、1時間以上かかります。場合によっては2時間ぐらいになることも。

おすすめはグラブ(Grab)。時間の節約と料金が前もってわかるなど便利です。

平日の昼間(1時半ぐらい)なら30-40分で着きます。また金曜はイスラム教徒にとって重要な礼拝日であり、見学時間も通常とは異なり、道路も渋滞するので注意が必要です。

グラブの場合、噴水がある見学者用の入り口(Pintu Pelawat)に到着します。見学をする場合はカウンターでレジストレーションを済ませます。名前、どこの国(または地域から来たか)など簡単なこと記帳するだけです。

見学人数が多い場合はガイドツアーを行うスタッフが増員されます。基本は英語ですが、中には少し日本語を話せる方もいらっしゃいます。

レジストレーションが終わるとカウンター向かって左に見学者用にレンタルされるヒジャブ(スカーフ)とチャドル(ローブ=ガウン)があるので着用します。生地のせいか身に付けるとかなり暑いです。

ガイドの方によって案内や時間帯(礼拝前など時間が押している時はやや短め)などによって若干異なったりします。

ブルーモスクで実はおさえておきたいポイント

ブルーモスクはマレーシア国内最大、東南アジアではインドネシア・ジャカルタにあるイスティクラル・モスク(Masjid Istiqlal)に次いで2番目となっています。完成したのは1988年。

一番の見所はドーム(Dorm)。世界の宗教施設の中で一番大きなドームの一つとされ、直径約51m、地上からの高さは106mとなっています。

礼拝の始まりを伝えるアザーン(adhan)を流す4本の尖塔ミナレット(Minaret)は、高さ約142mとこちらも世界有数のものとなっています。

余談ですがよく「モスクからコーランが流れている」と言われているのは実はアザーンで、全て肉声で呼びかけを行っているのだそうです。昔はスピーカーを通さず本当に声が通る人が指名されたのだとか。

ガイドツアーでも見所となるドームのある礼拝所はゆっくりと時間をとってくださいます。まずは上を見上げてその大きさを体感。

そしてもうひとつ必見なのが窓に施された一面のステンドグラスです。熱帯の強い日差しがステンドグラスを通してモスク内部を彩り、なんとも言えない美しい光景となっています。あるガイドの方が教えてくださったのですが、ステンドグラスの前に横に立って写真を撮ると「とても映える」のだとか。

撮影も申し出ていただけました。思っていたより幻想的で美しい光景でびっくりです。

ドームとその広い空間に圧倒され目が釘付けになってしまいますが、ぜひステンドグラスの前でも写真を撮ってみてくださいね。

ドーム以外のブルーモスク内の施設

その後、見学するのは「図書館」「結婚の挙式場」「女性用の礼拝所」などがあります。これらは状況によって若干異なります。

ただし結婚の挙式場は必ず訪れます。中では記念撮影用のソファと飾りがあるスポットで写真を撮れますがあまり時間がないので、撮影したい場合は早めに!

ざっとですがこれで見学は終わりです。

入場料などはかかりませんが、寄付をする場所があるのでそこに数リンギットほど気持ちを入れても。

ちなみにトイレはこの見学者用入り口にありますが、靴を脱いで裸足で入ることになります。
トイレットペーパーはありません。またトイレ内も常に濡れているのはモスリムのしきたりによる仕様です。
日本から来るとちょっと利用がためらわれるかもしれません。

また水などはオフィス(レジストレーションカウンターの奥)などでも販売しています。ミネラルウォーターはRM1(約27円)ほど。クアラルンプール市内まで戻るのに時間がかかることもあるので、水分補給を忘れずに!

【基本情報】
施設名:スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク(The Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah Mosque)
住所:Persiaran Masjid St., Sekysen 14, 40000 Shah Alam, Selangor
拝観時間:9:00-12:30、14:00-16:00、16:45-18:30(土曜〜木曜)、9:00-12:00、14:45-16:00、16:45-18:30(金曜)
※金曜は礼拝日のため、時間に注意