【マレーシアのカフェ:03】3色のレイヤーが美しいオリジナルドリンクのkaya kaya cafe
こんにちは!逗子マリナです。
クアラルンプールにはカフェが多いのですが、最近増えてきているのは本当にヨーロッパ、アメリカのテイストをアジア風にローカライズしたカフェ。
そしてマレーシアには世界中の有名なカフェも出店しています。その中から実際に訪れたカフェを紹介していきたいと思います。
ハーモニー通りのカヤカヤカフェ
世界遺産の街マラッカ(Melaka)。映画のセットのようなどこか郷愁を誘うレトロな街並みが広がっています。
旧市街の通称「ハーモニー・ストリート」。
カンポンクリンモスク(Kampung Kling Mosque)、チェン・フーン・テン(Cheng Hoon Teng)、スリ・ポヤタ・ヴィナヤガール・ムーティ(Sri Poyyatha Vinayagar Moothi)とマレーシアの三大民族を代表する寺院やモスクなどが集まっていて、和(ハーモニ−)を成している、ということから名付けられました。
中心となるトコン通り(Jalan Tukang Besi)にあるのがカヤカヤ・カフェ(kaya-Kaya Cafe)。
ショップロット(マレーシア風商店街)をリノベーションした、最近流行りの店構えが目をひきます。また映えるオリジナルドリンクがあるのも特徴。
スタッフのオススメがこちらのババ・コーヒー(Baba Coffee)。
ババというのはマレーシアのプラナカン文化と深く関係がある言葉。大陸からマレーシアに来た華人とマレーシア人女性の間に生まれた男の子どもを意味します。ドリンクの名前もミックスカルチャーを意識しているとのこと。
つまり青(バタフライピー)、白(ミルク)、黒(コーヒー)と三層になったドリンクはマレーシアの三大民族であるマレー系、中華系、インド系を意味しているとのことでした。
この青い色付けですが、ここでもバタフライ・ピー(Butterfly Pea)の花が使われています。そしてアクセントとして使われているのが、グラ・メラカ(Gula Mekala)。
椰子砂糖、あるいはパームシュガーと呼ばれるもので、マラッカの名物であることからグラ=砂糖、メラカ=マラッカと呼ばれています。
このグラ・メラカについては別の機会にお伝えしますが、なんとも言えない風味とやさしい味わいで、私は煮物などにも使っています。一説ではGI値が低い糖とも言われているようですね。
カフェの中には猫がいました。
お客が入ってきても動じることなく、うたた寝をしています。
マラッカののんびりとした午後。
すぐそばにはマラッカ随一の賑わいをみせるジョンカー・ストリート(Jonker Street)。でも一歩入ると世界遺産の街は人々の生活の場。
時間の流れがゆるやかな街を散策したあとは、カヤカヤ・カフェで一休みしてみてはいかがでしょうか。
☕️カヤカヤ・カフェ(kaya-Kaya Cafe)
住所:32, Jalan Tukang Besi, 75200 Melaka
営業時間:8:00-18:00
定休日:木曜