【マレーシア的観光スポットシリーズ:06】後編:ユーラシア大陸最南端はジョホールバルにあり!
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ユーラシア半島最南端のタンジュン岬
最南端(The Southernmost Tip Of Mainland ASIA)でぜひ見ていただきたいのが、スマホの地図アプリ。到達した実感がわきます!
ところでここでもう一つチェックしてもらいたいのはスマホのキャリアです。
マレーシアではなく、シンガポール最大手と言われるSingtelの電波を受信。タンジュン・ピアイはマラッカ海峡をはさみマレーシア、インドネシア、シンガポールの国境に接している地点というのがよくわかります。
マレーシアを背に約10kmで向かって右にはカリムン島(インドネシア)、左にシンガポールと三国が介しています。
もちろんイミグレーションは必要ですが、東南アジアは陸続きでもあり船で海峡を渡れば他国へ気軽に行けることを改めて感じられます。
このモニュメントがある以外は特に何もないため、写真を撮ったら今度は先ほどの入り口付近まで戻り桟橋に行ってみましょう。
タンジュン岬の桟橋で最高にリラックス
最南端を堪能したあとにぜひ寄ってみたいのが、まっすぐ突き出した桟橋(Jetty)。かなりSNS映えするフォトジェニックなポイントとなっています。
時間帯にもよりますが、引き潮だと日方が沖まで続き、ムツゴロウ(Mudskipper)やカニなどが出現。突き当たりには屋根付きの休憩所があり、マラッカ海峡の風が抜け潮風の香りがします。
足元の矢印は、インドネシア、マレーシア、シンガポール位置関係を示していて国境の街を体感。
ツアーの団体が来ないと、ほとんど人が来ない穴場なので、ぜひゆっくりしたいもの。
アジアの他の大都市同様にジョホール・バルも再開発ラッシュのため、市内は高層ビルやコンドミニアムが立ち並び交通渋滞が激しい都会ですが、ちょっと足を延ばすだけでこのようなのんびりとした風景に出会えるのもマレーシアの魅力です。