【クアラルンプールの日本食】Honmono Izakaya(本物 居酒屋)

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前回ご紹介したモントキアラの北、セガンブート(Segambut)に位置する巨大コンドミニアムのユナイテッドポイント(United Point)にある満腹谷(Manpuku Japanese Restaurant)

子ども用の遊具のある広場を挟んでちょうど逆側に、もう1軒日本食レストランHonmono Izakaya(本物 居酒屋)があります。

Honmono Izakaya(本物 居酒屋)とは

居酒屋というだけあり酒類の提供し、おつまみ系のメニューもありますが、全体的にはマレーシアスタイルの日本食レストランです。

そのコンセプトは、公式サイトのトップページに記してあります。
系列店がいくつかあるようですが、全ての店内内観のコンセプトは日本でよく見かける居酒屋がテーマになっているようです。

ヘッドシェフは日本人の方ではありませんが、シンガポールの日本食レストランで長く修行をしたということでした。こちらもマレーシアの日本食レストランらしく、メニュー多めの設定となっています。

満腹谷(Manpuku Japanese Restaurant)は競合店となりますが、メニューはこちらの方が多めです。
豚お好み焼き、唐揚げ、サーモン丼セット、ガーリックチャーハンなどをオーダーしました。

こちらのセットでRM25(約750円)ですが、コスパがよいかどうかは評価がわかれるところかもしれません。

お茶はどこでもそうですが有料でホット、コールドともにRM3(約90円)でフリーフロー(お代わり自由)となっています。

ひとつ残念だったのがお好み焼きは外がカリカリすぎでパンケーキのようで、中は半生?という感じで日本のものとは食感が異なる感じでした(私自身はお好み焼きは好きですが、あまり詳しくないので間違っているかもしれません……)。

特徴としては比較的、価格帯が低めに抑えられていること。
もちろんアラカルトの握りなどはそれなりですが、定食メニューのサーモン丼膳(Salmon Don Zen)はRM25(約750円)で茶碗蒸し、みそ汁、小鉢、デザートなどがついているので、コスパがいいのではないでしょうか。
サーモン丼のごはんは少なめでおそらくご飯一膳分ぐらいでした。

日本食レストランでもお一人様仕様のテーブル席!?

席におもしろい工夫がされたいのが、こちら。

隣のテーブルに客が来ると、間のロールアップスクリーンを下ろしてプライベートが確保できるつくりになっています。
このように長テーブルのような作りでしたが、混んでくるとホールスタッフがスクリーンを下ろして隣席が見えないようにしていました。

半個室、個室とはまた違ったカジュアルな感じです。

居酒屋というよりも、店内も明るく日本食レストランですが、日本をコンセプトにした造りといったローカライズされた店舗は最近の定番ともいえるような気がします。

個人的な感想ですが、マレーシアで日本食が定着するに従って、その人気と勢いを感じさせます。
ただ、日本食自体はややレッドオーシャンとなっていて、日本のファミレスレベルのレストランは飽和状態にあるのではと感じさせます。

なんちゃって日本食ではなく、マレーシアの消費者の口に合うようにし、好まれるニーズを把握している店舗づくり、味づくりをしているので、日本から進出!オーセンティック!だけは厳しくなりそうです。

 

zushi_marina

マレーシア在住のライター逗子マリナです。 観光や生活、ちょっとした風景などを気ままに書いていきます。