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【オールインクルーシブ】クラブメッドチェラティン宿泊記(4度目)

目次

クラブメッドの魅力はオールインクルーシブです。
日本でも最近リゾートなどで増えてきた滞在プランですが、クラブメッドの場合はアルコールドリンクを含む飲食、軽食だけではなくアクティビティ(水陸スポーツ、フィットネス、エンタメ)なども全部含まれているのが特徴です。

リゾートに出かけると、リゾート価格だったりしてせっかくの滞在でもちょっとそこが気になるということがありますが、すでに宿泊料金に含まれていると気が楽です。

クラブメッド・チェラティンビーチのビーチフロントの部屋

部屋のカテゴリーはいくつかあります。

専用のデッキがついているスイート、ビーチビュー、パーシャルビーチビュー、ガーデン(ジャングル)などです。

部屋はリストバンドがそのままルームにキーになっています。滞在中は外せませんが、失くしてしまったりロックアウトされる心配がありません。ここ数年でリノベーションされた部屋も多いです。

 

スイート宿泊記はこちら

子どもだけ集まって遊ぶキッズクラブで親ものんびり!?

クラブメッドチェラティンClubMed Cherating

リゾートで親もゆっくりしたいという場合はキッズクラブ(Kids Club)、つまり子ども預かりサービスがあります。ただ預かるのではなく8:30〜16:45または9:30〜16:45まで年齢層に応じたアクティビティを体験しながら1日を過ごせるという点が魅力です。

さらに子どもを預けてゆっくりディナーやカクテルを楽しみたい場合は夜18:30〜のパジャマクラブ(夜間預かり)も!

インターナショナルな環境で同じ世代の子ども達が遊べんでいるのをよく見かけますが、これもクラブメッドならではかと思います。ただし中学生ぐらいになると子どもさんによってはクラブの内容が合わないといったこともあります。

基本的に宿泊料金に含まれていますが、一部追加料金が必要です。ともかく、これらは全て敷地内のため安心できますね。

キッズクラブ 年齢
ベイビークラブ 4〜23ヶ月(追加料金が必要)
プラクラブ 2〜3歳
ミニクラブ 4〜7歳
キッズクラブ 8〜10歳
パスワールド 11〜17歳
パジャマクラブ ※18:30〜 4ヶ月〜10歳(追加料金が必要)

クラブメッドのプールとビーチは別ロケーション

クラブメッドチェラティンClubMed Cherating

クラブメッド・チェラティンは宿泊棟側にレストラン、ショップ、レセプション、プールなどが揃っています。宿泊棟の前は白い砂浜が続く美しいビーチなのですが、実はここは遊泳禁止です。

なんでも潮の流れが早く急に深くなっているのだとか。

クラブメッドチェラティンClubMed Cherating

クラブメッドチェラティンClubMed Cherating

ではビーチはどこかというと、シャトル・トレイン(Shuttle Train)に乗ってプライベートビーチとなるパンタイ・ビーチ(Pantai Beach)まで行きます。乗車時間は7分ほど。シャトル・トレイン(Shuttle Train)はジャングルの中を進んでいくため、ちょっとした冒険感がありワクワクします。

ジャングルを抜けると目の前には誰もいない遠浅のビーチが広がっています。

トレインの停車場向かって左側を進むと隠れ家レストランともいえるレンブラン(Rembulan)があります。ランチもやっていますが夜は予約制(こちらも宿泊料金に含まれています)の創作フレンチレストランになります。3コースディナーが提供されます。

テーブル数が限られているので夜の利用は早めに予約を!

そして右側に進むと宿泊者のみが利用できるパンタイ・ビーチがあります。ところでパンタイというのはマレーシア語で「ビーチ」を意味します。日本語に訳すとビーチ・ビーチとなります……。

クラブメッドチェラティンClubMed Cherating

このエリアには18歳未満利用禁止のプールもあります。小さいですがインフィニティです。基本的にクワイエット・ゾーンなので大きな声で会話したりスマホの音量をあげたりすることは控えましょう。

ビバレッジ・ステーション(水、ソフトドリンク、アルコールドリンク)を提供するコーナーはビーチ側とこのクワイエットゾーンにあります。

クラブメッド・チェラティンのプライベートビーチでできること

パラソルやキャノピー(シェード)が張られたビーチベッドやタオルバーがあるのでゆっくりできます。日差しは強いのですが、吹く風の心地よさに思わずうとうとしてしまいます。

クラブメッドチェラティンClubMed Cherating

アクティブに遊びたい場合はセイリング(Sailing)、シーカヤック(Sea Kayak)など。特にセイリングはGOの操舵でカタマランヨット(双胴船)に乗って南シナ海へと繰り出します。ただし天候によっては中止となるのと、人数が限られていて事前予約ができないので体験したい場合は午前、午後とも開始時間ちょっと前にビーチに行って受付を待ちましょう。

カヤックは特に混雑していなければ1時間ほどゆっくりと利用できます。

パンタイ・ビーチ(Pantai Beach)は遠浅で遊泳可能範囲内(ブイが浮いています)であれば波も穏やかなので安心して遊べます。

クラブメッドといえば……多国籍料理!

クラブメッドの名物といえば朝・昼・晩とビュッフェスタイルで提供される食事!種類が多すぎて気がつくとお腹がいっぱいになってしまっている感じです。

和洋中、無国籍、ベジタリアン、キッズなど何でもあります。またフルーツやスイーツのセクションも充実していて、ディスプレイ(プレゼンテーション)も美しいです。

ただし宿泊者が多いときは希望のテーブルがとれないこともあるので、開始直後か終了前が狙い目です。

着替えは少なめでもコインランドリーがあるので大丈夫!?

アクティブに動き1日に何回か着替えるとなると持ち物が増えてしまいがち。でも心配無用です。以前もお伝えしましたが、クラブメッド内にはコインランドリーが2カ所あります。コインランドリーはトークン(代替硬貨)で使います。1回RM20(約660円)でトークンはレセプションで購入できます。洗剤はプール側のブティックで売っています。持参してもOK(私は毎回クアラルンプールの自宅のものを小さめのコンテナに入れて持っていきます)。余裕(というかできたら)があればピンチがついた洗濯物干しを持参しましょう。

洗濯機はかなり大きめで3〜4人家族の2日分を一気に洗えるぐらいの容量です。ただし乾燥機もあるのでそちらを使ってもOK。洗濯機同様に1回RM20(約660円)でトークンが必要となります。

この乾燥機の利用に関してですが、縮みやすいものや熱に弱い繊維のものを乾かす場合はパワーの選択で弱めに設定するのを忘れないように。

クラブメッド・チェラティンへのアクセスについて

日本から来る場合、クアラルンプール国際空港(KLIA)からクラブメッド・チェラティンへ向かうことが多いかと思います。自分で手配する場合は国内線乗り継ぎ、長距離バス、レンタカー、タクシーといった選択肢があります。

レンタカー(車)、タクシー以外はクラブメッド・チェラティンに直接行くことができないので、クアンタン空港(クラブメッド・チェラティン最寄りの空港)かバスターミナルからはタクシー(Grabがおすすめです。通常のタクシーではボラれることもあります)。

また事前予約することでタクシーをチャーターしていくこともできます。この場合は帰りの予約も必須です。この場合、送迎サービス会社や車のサイズにもよりますが2万5000〜6万円(片道)です。クラブメッド・チェラティンまではクアラルンプール国際空港からは約350km、クアラルンプール市内からは約290kmあります。

私はクアラルンプール市内から車で行きますが、ノンストップだと3時間半〜4時間ほどです。連休やスクールホリデーを除けば道はほぼガラガラです(特に東側に向かう道路)。

初めての場合はなるべく予約時に移動手段のアレンジもしてもらうことをおすすめします。

 

 

zushi_marina

マレーシア在住のライター逗子マリナです。 観光や生活、ちょっとした風景などを気ままに書いていきます。