【ホテルクラブルーム宿泊記】トレーダーズホテルクアラルンプール
目次
KLCCに位置するトレーダーズ・ホテル・クアラルンプール(Traders Hotel Kuala Lumpur)のクラブルームに2泊3日で宿泊してきました。
シャングリラ系列のホテルです。
KLCCといえば、ペトロナス・ツイン・タワー(Petronas Twin Towers)ですが、トレーダーズ・ホテル・クアラルンプール(Traders Hotel Kuala Lumpur)の立地として最大の特徴は周辺のどのホテルよりもツインタワービューが叶うホテルということです。
※以下ツインタワー
ただし、シティビュー側の部屋だと普通に周囲のコンドミニアムや商業ビルとなってしまいます。このホテルでツイン・タワーを堪能する方法は以下の3つです。
①ツインタワービューの部屋を予約する。
②クラブラウンジ付きの部屋にする。この場合部屋はシティビューでもクラブラウンジから真正面にツインタワーが見えます。
③シティービューでも33階のバー(宿泊客以外でも利用可)に行く。
今回はクラブラウンジ付きの部屋でしたが、シティビューのため部屋からはツインタワーは臨めませんでした。
トレーダーズ・ホテル・クアラルンプールについて
シャングリラ系列のホテルです。その立地からツーリストも多いですが、クアラルンプール・コンベンション・センター(クアラルンプール最大級の展示場)に隣接しているので、ビジネスや出張で利用する人も多いです。
全体的にコンパクトなホテルですが、機能的でスタッフの対応が非常によいという印象を持ちました。
通常のホテルのチェックインは15:00からのところが多いのですが、トレーダーズ・ホテル・クアラルンプールでは14:00からとなっています。また予約後にゲストにメールを送り、好み(プレファレンス)を調整するようになっています。例えば海外からのの場合は到着・出発やおおよそのチェックイン・アウト時間などです。
※全てにルームカテゴリーで同様かは未確認です。
またロビーとチェックインの階が異なっています。シェラトンペタリンジャヤホテル(Sheraton Petaling Jaya Hotel)もやはりこのようなレイアウトになっていました。
G(グランドフロア)がロビー、コンシェルジェサービス
1(日本でいう2階)がレセプション
アクセスに関しては、車の場合、近隣のオフィスビルなどと共用の地下駐車場ですが、トレーダーズホテル専用枠があるのでそちらに入庫するようにしてください。近年、宿泊ゲストでも駐車料金がかかるホテルも増えてきましたが、今のところ無料でした。
公共交通機関の場合は、LRTクラナジャヤ線(LRT Kelana Jaya Line)のKLCC駅(KLセントラル駅から23分ほど)からショッピングモールのスリアKLCC(Suria KLCC)まで行き、KLCC公園側からホテル専用の無料送迎バギーが出ています(詳細は後ほどお伝えします)。
クラブルームに宿泊の場合、朝食は5階に位置するダイニングのゴボチットチャット(Gobo Chit Chat)ビュッフェかラウンジを選択できます。こちらはビュッフェの様子です。
ビュッフェは和洋中マレーインドとかなり料理数が目移りしてしまいました。エッグステーション、ヌードルステーションなどライブキッチンも多め。
トレーダーズ・ホテル・クアラルンプールの部屋
部屋はクラブフロアのため高層階の30階でした。
アメニティは歯ブラシなど。歯磨き粉が別になっています。シャンプー、コンディショナー、ボディソープ(ジェル)はチューブで使い切りものも。補充されます。
またバスソルトがありました。
水はガラス瓶に入ったもの(無料)でした。たまにこのスタイルのホテルがありますが、重すぎて持ち歩きに適していません。ネスプレッソのマシンもありました。
そして各フロアにはウォーターディスペンサー(冷水・常温・熱湯)があります。マイボトルを持参すると便利ですね。水は買わなくてもほぼ足りると思います。
テレビの前のデスクにはコンソールスイッチが付いています。PCの電源をつなぐときこの高さにあると便利でした。
窓際にはデイベッドもついていました。
トレーダーズ・ホテル・クアラルンプールのクラブラウンジ
トレーダーズ・クラブ・ラウンジ(Traders Club Lounge)は32階にあります。
クラブフロア宿泊ゲストは、こちらでチェックインすることも可能です。
14:00〜16:00まではアフタヌーン・ティー(Afternoon Tea)の時間となっていて、一口サイズのセイボリー(サンドイッチやラップサンド)、スコーン、フルーツ、クッキーとソフトドリンクがいただけます。
そしてなんといってもトレーダーズ・クラブ・ラウンジ(Traders Club Lounge)の真正面にはツインタワーが!今まで取材や日常生活などいろいろな角度から見てきましたが、おそらく一番迫力があったと思います。
余談ですがKLタワー(KL Tower)からはツインタワーを見下ろすことができます。これはKLタワー(KL Tower)が丘の上に建てられているためその分高さがアップしているからです。
ツインタワービューの部屋からはもちろん、トレーダーズ・クラブ・ラウンジ(Traders Club Lounge)はさらに高層階にあるのでまさに対峙するといった感じで眺めることができます。
イブニング・カクテルアワー(Evening Cocktails)は17:00〜19:00まで。他ホテルのクラブラウンジと比べるとスタートが早めです。そのためゆっくりお酒を飲みながらライトアップされるツインタワーを眺めるという感じではありません。
ただしラストコールの時にお酒をオーダーしてゆっくりしている、というのはありです。ラウンジ自体は21:00まで開いています。
トレーダーズ・ホテル・クアラルンプールの設備やサービス
トレーダーズ・ホテル・クアラルンプール(Traders Hotel Kuala Lumpur)には大人気のバーがあります。ルーフトップバーのスカイ・バー(Sky Bar)です。ルーフトップバーというとオープンエアのバーという印象ですが、屋根があります。ただしほぼ最上階となっています。こちらは宿泊ゲスト以外でも利用できます。
注文はQRコードで、決済はスタッフが回ってくるのでその際に支払います。またバーにはプールがあり、こちらは宿泊ゲストが利用しています。
夜景のきれいな窓側の席は予約されていることが多いようです。また週末はDJが入ることもあるようです。MVがかモニターから流れていてクラブっぽい感じでした。
ジムは26階でこちらもツインタワーを見ながらマシンが使えます。
トレーダーズ・ホテル・クアラルンプールとスリアKLCC移動について
クアラルンプール・コンベンション・センター(KLCC=展示場)と隣接しているため地下通路で移動してショッピングセンターのスリアKLCC(Suria KLCC)に行くこともできますがロビー階のKLCC公園(KLCC Park)側のエントランスからバギー(ゴルフカートのような電動自動車でスーツケースなども搭載可能)が宿泊者向けに往復しています。
宿泊者は無料で利用でき、5〜10分間隔で往復しています。乗車時間は3分程度。KLCC公園の美しい緑を眺めながら、熱帯の風をきって走るのは爽快です。
空港から電車でKLセントラル→LRTでKLCC駅→ショッピングモールのスリアKLCC→トレーダーズ・ホテル・クアラルンプールと移動すれば公共交通機関のみでしかも比較的スムーズではないかと思います。そういう意味ではアクセスもよいホテルといえます。
クアラルンプールのランドマークの一つ、ペトロナス・ツイン・タワー(Petronas Twin Towers)を堪能できるだけではなく非常に快適に過ごせるホテルでした。