日本一時帰国　フィリピン航空ビジネスクラス

マレーシアから日本へ一時帰国をする際にフィリピンのフラッグキャリアであるフィリピン航空（Philippine Airlines）のビジネスクラスを利用しました。同航空のハブはフィリピンの首都マニラ（Manila）のため経由便になります。フィリピン航空のビジネスクラスは通称マブハイクラスと呼ばれています。

フラッグキャリアのビジネスクラスはプライベート空間があるシェルスタイルのシートが多いのですが、フィリピン航空のクアラルンプール（KUL）⇄マニラ（MNL）⇄羽田（HND）は、全ての航路において従来主流だった、広めの革のシートで、リクライニングもフルフラット近くにはなりませんでした。

しかしシートは通路を挟んで2-2になっているので、ゆったりしています。ブランケットは通気性もありソフトで大きめ。

また、フィリピン航空では最近はビジネスでもアメニティがない、あるいは必要なものだけをリクエストすることが多い中、オリジナルのアメニティポーチも配布されました。

アメニティポーチの中に入っていたのは機内で履く靴下、アイマスク、歯磨きセットでした。

フィリピン航空で利用できる空港ラウンジについて

KLIA（クアラルンプール国際空港）ではプラザ・プレミアム・ラウンジ（Plaza Premium Lounge）でした。羽田空港では第3ターミナルにあるANAラウンジ（ANA Lounge）でした。

※写真は往路に利用したマニラのマブハイランジです。

フィリピン航空のビジネスクラス機内食について

ウェルカムドリンクが出ます。パイナップルジュースを選びましたが甘め。

こちらはマニラ→羽田の食事です。日本食を選んだところ、幕内弁当のような感じでした。シャンパンがサーブされるのは個人的には嬉しかったです。フルーツは食事の後に別のプレートに持ってこられます。デザートはアイスクリーム。

羽田→マニラの食事は前菜、メインの豚の角煮、そばといったお正月をイメージした？という感じでした。フライトが深夜便（いわゆるRed-eye Flight）だったので、夜中の1時頃にいただくのはちょっときつい方もいるかもしれません。美味しくいただいのたのですが、次回搭乗する機会があったら、スキップするかな……と思いました。

ANAラウンジでおそばやいなり寿司をいただいた後だったのもあります。

フィリピン航空のホスピタリティについて

クルーの方は非常に明るくホスピタリティあふれる接客をしていただきました。何度もお酒をすすめにきたり飲み物がいるかを聞いてくれたりして快適でした。

乗り継ぎさえよければ3時間半〜4時間のフライト2回となるので中距離以上のフライトが好みでない場合は途中降機できるので気分転換ができます。今回は帰路のトランスファーが1時間しかなかったのですが、同じ航空会社で乗り継ぎするためターミナルビルが同じだったので、乗り継ぎゲートに行く際にセキュリティゲート（荷物チェック）のみだったので特に問題はありませんでした。

しかしフライトスケジュールに遅れがあった場合、乗り継ぎのリスクがあるのでそれを考慮した方がいいと思います。

最近は東南アジアの国の一部のフラッグキャリアとLCCとの価格差がひっ迫していて、LCCが必ずしも安いとはいえないこともあるようです。直行便にこだわらないのであればフルサービスのフラッグキャリアも検討の価値はあるのではないかと思いました。