【クアラルンプールホテルクラブルーム宿泊記】インピアナ KLCC ホテル
目次
クアラルンプールの主要ホテルはブキッビンタン、KLセントラル、KLCCなどのエリアに集まっています。
その中で今回はKLCCエリアにあるインピアナKLCCホテル(Impiana KLCC)のクラブルームに2泊3日で宿泊してきました。
旅行でクアラルンプールを訪れる場合、かなり便利なのがインピアナ・KLCCホテルだと思います。その理由としてペトロナスツインタワーのあるKLCCとブキッビッタンを結ぶ空中歩道橋のKLCC-ブキビッタン・ウォークウェイ(KLCC – Bukit Bintang Walkway)のちょうど中間に位置しホテルの3A階がつながっています。
天候が悪い時や急な雨でもKLCC-ブキビッタン・ウォークウェイから直接出入り可能。何より徒歩で移動できるようになっているのは大変便利。クアラルンプール繁華街は歩道の整備があまりよくないので、例えば車椅子やベビーカーなどで移動するには、比較的バリアフリーとなっているのでこの歩道橋の利用をオススメします。
もちろんタクシー配車アプリGrabでも移動できますが、渋滞時にはなんと1時間近くかかることも(実体験です)。
夜も比較的通行人が多く死角が少ないので、私も夜この界隈を歩く時はこちらを通行します。
周辺にはKLCC水族館、科学をテーマにした屋内施設ペトロサインズ(Petrosains)、水遊び広場のあるKLCC公園(KLCC Park)があるので小さな子ども連れはもちろん、ブキッビンタン界隈の繁華街にもアクセス抜群です。
KLCCはLRTの駅、ブキッ・ビンタンはモノレールとMRTの駅があるので観光拠点として便利です。
インピアナKLCCのクラブルームの部屋
アサインされたのはペトロナス・ツイン・タワーが窓から一部見える21階の部屋でした。施設自体は古いのですが、メンテナンスがしっかりされていて清潔です。水周りはリノベーションされているようでした。ミニバー付近は無料のウォーターボトル、そしてコーヒー&ティーメーカーがありますが、こちらは必要最低限という印象。
アメニティは一通り揃っています。シャワールームの壁にシャンプー、コンディショナー、ボディソープが備え付けられているホテルも増えていますが、こちらはアメニティサイズ。
また部屋にはハンガースタンドもあり、高級ビジネスホテル、といった感じもします。
洗濯物に関しては20%のディスカウント(エクスプレス、ドライクリーニングは除外)が受けられます。ホテルによっては2点まで無料というところもあるのですが割引のみです。
クラブルームなのでコンプリメンタリー(無料サービス)のウェルカムフルーツのサービスがありました。これも最近は見かけなくなったので嬉しいですね。
ペトロナス・ツイン・タワービュー
KLCCエリアなのでペトロナス・ツイン・タワービューなのですが、KLCC公園(KLCC Park)に面してはいないので、高層ビルに遮られてしまいます。ただし先端部分はしっかりと見え、その迫力が感じられるのではないでしょうか。
※余談ですが真正面に見たい!というのであればトレーダーズ・ホテル(Traders Hotel)かフォーシーズンズ(Four Seasons)をお薦めします。
ホテル内のエレベーターホール、4階のプール、15階のラウンジからはペトロナス・ツイン・タワーが見えます。夜はライトアップされるので昼間とはまた違う景色が見られます。
インピアナKLCCのホテル内の施設
日本の伊勢丹(ISETAN)、紀伊國屋書店(Books Kinokuniya Malaysia)もテナントの高級スリアKLCC(Suria KLCC)が徒歩圏にあります、近隣にもコンビニがあるのですが外に出なくてもホテル内にミニマートのビラビラマート(Bila Bila Mart)があります。月曜〜木曜は9:00〜0:00、金曜〜日曜は9:00〜2:00までと営業時間もかなり長いので安心。市販薬などの取り扱いもあります。
プールは4階、ジムは最上階の25階に位置します。
プールは広くはないのですが、インフィニティになっています。22:00まで営業。プールサイドにはバーも。ジムは一通りのマシン類が置いてあり、また水のペットボトル(無料)やタオルなどが備えてあります。
インピアナKLCCのクラブラウンジ
アフタヌーンティーの用意がありました。
スコーンを始め、スイーツ、セイボリー(甘くない一口サイズ)など。
イブニングカクテルアワーは、。カナッペ、フルーツなどからガッツリ系のホットフードまで。
オープン時間は7:00〜20:00まで。朝食は7:00〜10:30、アフタヌーンティーは14:30〜16:30、イブニングカクテルアワーは18:00〜20:00となっています。コーヒー、紅茶、ソフトドリンクは終日いただけます。ドレスコードはスマートカジュアルとなっていますが、ビーサン、パジャマっぽいものでなければそこまで厳格ではありませんでした。
イブニングカクテルアワーですがホテルのラウンジは12歳以下の子どもはその時間は保護者同伴でも利用できないと規約されていることが多いです。インピアナKLCCもラウンジの利用案内に書いてありましたが、騒いだりしなければ意外とマレーシアは容認(黙認?)されることも多いという印象です。このあたりのガイドラインは臨機応変に対応できるようにしておいた方がよいかもしれません。
インピアナKLCCの朝食ビュッフェ
朝食ビュッフェはラウンジ、もしくはロビーフロアにあるトンカ・ビーン・カフェ・アンド・デリ(Tonka Bean Cafe & Deli)です。こちらは広いためテーブル数は多いのですが料理が点在しています。コーヒーや紅茶はセルフサービスとなっていました。
またハニカムがあり新鮮なはちみつもいただけます。トンカ・ビーン・カフェ・アンド・デリ(Tonka Bean Cafe & Deli)とは若干異なるメニューが展開されていました。静かにゆっくりすごせるのはラウンジの良いところです。そのまま朝食は10:30までですが、ラウンジは20:00までオープンしてその間、カクテルアワー以外はソフトドリンクを提供しているのでゆっくり過ごすこともできます。
インピアナKLCCホテル(Impiana KLCC)はコスパや立地を考えると旅行やビジネストリップにはかなりよいのではないかと思います。ただしコンベンションセンターにも隣接しているので国際展示会などのときは周辺は混雑しそうです。
個人的にはブキ・ビッタンとKLCCの間で両方に直通の空中歩道でつながっているというのがかなり利便性が高いと思いました。段差なども少ないのでベビーカーや車椅子の方でも比較的移動しやすいように思います。