【マレーシアのカフェ:01】魔法みたいなバタフライピーのドリンクがあったCOOOK
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こんにちは!逗子マリナです。
クアラルンプールにはカフェが多いのですが、最近増えてきているのは本当にヨーロッパ、アメリカのテイストをアジア風にローカライズしたカフェ。
そしてマレーシアには世界中の有名なカフェも出店しています。その中から実際に訪れたカフェを紹介していきたいと思います。
今はなきお茶専門店のおしゃれ空間カフェ
最初にお伝えしなければならないのが、こちらのカフェは取材ネタとしてタイミングを見ていたのですが、現在は残念ながら閉店となっています。
閉店してしまったカフェを記事にすることについて考えましたが、カフェのアイデアやお茶に特化したメニューなど「素敵なカフェ」の記録を残しておきたいと思ったため、00というナンバリングにしました。
お店の責任者の方に撮影許可を頂く際に、「育ててみたらどうですか?」と紫色の花が咲くバタフライピーの種をいただいたことを思い出しながら書いてみたいと思います。
coook
クーク(coook)はセントラル・マーケット(Central Market)や中華街(China Town)があるパサー・セニ(Pasar Seni)駅から徒歩3分のところにありました。
現在は系列のお茶専門店になっています。
マレーシアで有名なお茶専門店系列のお店、ということで初めて訪れたのが2017年だったと思います。
coookというお店の屋号ですが「o(オ−)」が一つ多いように思われるかもしれません。実はこの3つの「o」にはcook、book、foodが重なり合ってできたお店という意味があるのだそうです。
フードメニューは基本的にスイーツだけなのですが、店内のオープンキッチンではクッキングのワークショップなども開催されていたり、お茶に関する専門書なども充実していました。
スイーツもお茶が中心
基本はカフェなのですが、お茶が中心のためスイーツは2種類のみ。そしてお茶に関連のあるアイテムが多いのもcoookの特徴。
こちらはウーロン茶プリンRM5(約129円)。見た目はゼリーなのですが、食べるとちょっと濃厚でトロッとしています。甘みは抑えめ。他に抹茶、ジャスミンティー、キャラメル味がありました。
他にアールグレイ、ライム味のアイスクリームは各RM 8(約207円)。
アールグレイをいただいたこともありましたが、紅茶のアイスクリームではなく、アイスクリームの紅茶といった濃厚な味わいでした。
幻のドリンクとなったスマーフ・ビレッジとは
お茶ではないのですが、一目で魅せられたのがこちらのドリンク「スマーフ・ビレッジ(Smurf Village)」RM12(約310円)。
紫色の氷の中に入っているのは、マレーシアのローカルフードで青いご飯としても知られるナシ・クラブ(Nasi Kerabu)の色に使われている植物バタフライピー(Butterfly Pea)の花。
スーパーなどでも瓶に入って売っています。
紫色の氷に炭酸飲料を注ぎます。すると時間が経つにつれ氷が溶け、グラスの中がゆっくりと紫色に染まっていくというなんともロマンチックな飲み物。
マレーシアらしくゆっくりとした時間と共にグラスの中に溶け出す氷。
スマーフ・ビレッジはシンプルで材料も入手しやすいため自分でも作ることができるのですが、やはりcoookで飲むのが一番合っているように感じられました……。
コールドブリューの味わい深いお茶
そしてこちらは水出しのウーロン茶RM4(約103円)。お茶専門店だけにシンプルな中キリっとした味わいがあり、外の暑さを忘れさせてくれるので、こちらもよく飲んでいました。
なくなってしまったのは残念ですが、現在はお茶専門店が入っていて、お茶はいただけるようです。セントラル・マーケット界隈に行ったら寄ってみようと思っています。