【ホテルのクラブルーム宿泊記】パークロイヤルコレクション クアラルンプール
目次
パークロイヤル・コレクション・クアラルンプール(Parkroyal collection kuala Lumpur)のクラブルームに2泊3日で宿泊してきました。
パンパシフィックホテルズグループ(Pan Pacific Hotels Group)のホテルです。
まず場所ですが、クアラルンプール屈指の繁華街ブキビッタンの中心に位置しています。
クアラルンプールの観光拠点としてはウェスティン、JWマリオット、グランドミレニアムといったホテル同様に非常に便利です。
ホテルの目の前をモノレールが走っています。
モノレール及びMRT(カジャン線)のブキッ・ビンタン駅(Bukit Bintang)までは、約200mで、伊勢丹や日本食のフードコートがある商業施設ロット10(Lot10)はほぼ隣となっています。
部屋について
クアラルンプールのホテルは高層階が多く窓から見える市内の眺望も楽しめるところが多いのですが、アサインされた部屋は3階で、ちょうど目線がモノレールと重なるため、窓の外には目隠しがありました。
騒音が気になるところですが、防音がかなりしっかりしていて特には気になりません。
夜中も賑やかな雰囲気は伝わってきて、アジアの都市クアラルンプールの魅力が存分に感じられます。
バスルームはバスタブとシンク、シャワールームとトイレが並んでついています。
シャワールームには壁付でシャンプー、コンディショナー、ボディーソープです。
アメニティ。
必要なものはリクエストベースです。
セーフティーボックスや冷蔵庫は見えないようにテレビ隣のビルトインスペースにあります。
すっきりとした印象ですね。
クラブラウンジについて
コレクション・クラブ・ラウンジ(Collection Club Lounge)は6階にあります。営業時間は6:30〜22:00まで。
カクテルアワー以外に朝食、リフレッシュメント(ソフトドリンク類、スイーツ)などの提供があります。
クラブルーム宿泊者の特典はいくつかありますが、1泊につき3ピースまでの洗濯物を無料で頼める、部屋のWi-Fiなどがあります。
注意点として朝食とカクテルアワーの時間帯は12歳以上のみの利用となります。それ以外の時間帯は問題はありません。
ラウンジルームからは空中庭園にも出られます。通常ラウンジはバルコニーなどもないため外気が感じられるのは珍しいのではないでしょうか。
空中庭園では野菜を栽培していて、実をつけたものもありました。鳥も木々に止まりにきて、都会のオアシスのような意味合いもあるのかもしれません。
ラウンジのカクテルアワーは17:00〜19:00。ドレスコードはスマートカジュアル。
アルコール類はビール、ジン、ウォッカといったスピリッツ類、そしてバブル(スパークリングワイン)があります。
サーモンロール(スパイシー)などのお寿司、ローカルフード、チーズ、フルーツなどがありました。
またスイーツの種類も充実していて、ティラミス、レッドベルベット、チョコレート、バターケーキなどなど。
クラブルームでの朝食は人が少なめでゆっくりといただけます。
バフェ会場と比べると種類は少なくなりますが、ハニカムなど高級食材が提供されます。
アラカルトメニューのオーダーも可能。メニューは各テーブルに置いてあります。
実はバブルはクラブルームの朝食の時も出ていて、ストロベリーを入れていただけます。ちょっと優雅な気分に。
施設について
クラブルームのある6階にプールとジムがあります。
プールにはプールバー、タオルバーがあり、ジムは隣接しています。
オープンエアとなっているため、周囲をビルに囲まれていても解放感があります。
朝食バフェについて
朝食はLG階(日本でいう地下1階)にあるタイム(Thyme)でもいただけます。
賑やかでかなり人が多かったという印象でした。
こちらもマレー、中華、インド料理を中心にウェスタンメニューが充実しています。
コーヒーはセルフサービス。
ヌードルカウンター、エッグコーナーは自分でカスタマイズしてオーダーとなります。
ちょっとした留意点
パークロイヤル・コレクション・クアラルンプール(Parkroyal collection kuala Lumpur)には、他のホテルとは違う点があります。
通常マレーシアの3〜4つ星以上のホテルの部屋には2〜4本、コンプリメンタリー(無料)水のペットボトルが置いてあります。それらはハウスクリーニングのたびに追加されます。
しかしパークロイヤル・コレクション・クアラルンプール(Parkroyal collection kuala Lumpur)ホテルではそのサービスはなく、かわりにバスルームのシンクに飲料水(filtered Water)の蛇口がありました。
夜中に水を飲みたい場合、コップに入れてベッドサイドテーブルに置くということになります。小さいお子さんなどが一緒に宿泊する際は、空のドリンクボトルなどを持参した方がよいかもしれません。
メリットとして、歯磨きする時にも飲料水を使える。また、夜中に水が欲しい場合も内線で頼まなくて済むなどです。
マレーシアでもSDG’sの観点から買い物袋が有料となり、ゴミの分別なども厳しくなってきているので、ペットボトルのゴミを減らす試みなどの配慮もあるかもしれませんね。
また、最近のホテルは冷蔵庫が空になっていることが多いのですが、こちらはミニバー方式(価格は高め)です。近隣にはコンビニも多いのでそちらで飲み物を購入して入れてもよいのですが、ミニバーのドリンクがあるためスペースが限られてしまいます。
ラウンジ付きの部屋の場合は6:30〜22:00の間であれば6階でソフトドリンクはフリーとなっているのですが、そうでない場合は自分で用意することになります。