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【マレーシア的観光スポットシリーズ:04】これは必見!自作の仏教寺院には世界一長い龍のトンネル

目次

こんにちは!逗子マリナです。

マレーシア国内を旅していると、気になるのが観光地のアトラクション。まず目を引くのが東南アジア感漂う色使いと造形物。

サービス精神旺盛(なの?)なマレーシアのアトラクションに気のむくまま入ってみたレポートです。

道教寺院ラオズィー寺院

クアタンタン(Kuantan)に行ったら絶対に行くと決めていたのが、道教ラオズイ寺院(Lao Zi Temple)

ここには全長823mにもわたる世界最長と謳われている、龍の遊歩道があることで知られているからです。そして仏教の教えに基づくさまざまな縁起物が園内に配置されているとのことで、興味を持ちました。

事前にレビューや実際に訪れた方のブログを参考にさせていただいたところ、評価は分かれていました。そこで実際に訪れてみることに。

龍の中に入ってみた

まず最初に車かGrab(タクシー配車アプリ)ではないと、訪れるのが難しいところにあります。また周囲には他に観光スポットがないため、私は他のスポットを訪れた際にホテルへの帰路の途中に立ち寄りました。

Lao Zi Temple クアンタン 道教

Lao Zi Temple クアンタン 道教

時間的なこともあるのでしょうか、駐車場と思われるスペースには車はあまり停まっていません。

この龍の中を歩くには通行料RM5(約131円)が必要です。料金所のようなものがありましたが、無人です。なので入ってみました。

Lao Zi Temple クアンタン 道教

こちらが入り口となる龍の尾の先端となります。

訪れる人もあまりいないのか、大きな蜘蛛がいたり、イモリや蟻の大群などが突如として出現し、ヒヤリとします。

Lao Zi Temple クアンタン 道教

健康促進用なのでしょうか、小石の道なども。

裸足で歩くのでしょうが、諸状況を鑑みてちょっと無理でした。

とても長かったので端折ります。が、結果的には寺院のある丘の上に続いており、緩やかな坂を登っていくことになりました。

Lao Zi Temple クアンタン 道教

こちらの龍の口がゴールなのですが、ここでこの寺院のオーナーの息子さんという方がおり、料金を支払います。この方がざっと院内を案内してくださいます。

Lao Zi Templeは私財を投じた寺院

元々はクアンタンの市街地にあった道教ラオズイ寺院ですが、彼のお父様の代にこの地に新たに開祖したそうです。また院内に配置されているさまざまな仏像などは私財を投じて建立したとのことでした。

道教と仏教の違い、などを丁寧に解説していただきました。

鐘楼などは、彼のお父様が中国に行った際に購入し、この地へ持ってきたそうです。余談ですが、お値段なども教えてくださいました。

Lao Zi Temple クアンタン 道教

またなぜか敷地の一角には恐竜が……。

Lao Zi Temple クアンタン 道教

そして中華仏教の考えとして知られる十八層地獄の絵もありました。これはゲンティン・ハイランド(Genting Highlands)の清水岩廟(Chin Swee Temple)の実寸ジオラマで見たことがあるので、それを伝えたところ、知っているけど、実際に造形するとものすごい高額になるとのことでした。とてもじゃないけど、あれはふつうじゃ作れないのだそうです。

清水岩廟とはマレーシア屈指のリゾートであるゲンティン・ハイランドを一代で築き上げたリン・ゴートン(林梧桐/Lim Goh Tong)氏が建造に私財を投じた寺院として知られています。

なので、ラオズイ寺院(Lao Zi Temple)では絵画にしたそうですが、それでもかなりの費用がかかったそうです。

現当主であるお父様は道教の本山ともいえる武夷山へ何度も通っているとのこと。最後に日本語のものはないからと、英語で書かれた道教の教えの本までいただきました。

Lao Zi Temple クアンタン 道教

カエル、三国志の英雄といった縁起物の造形物が多い院内をゆっくりと拝観したかったのですが、蚊に刺されてしまい、またもや集中力がなくなってしまったので、早々に退散してしまいました。

帰りはわずか3分ほど下の駐車場まで下るだけでした。

仏教などに詳しい方は、おそらくいろいろ馴染み深い場所なのではないでしょうか。

道教ラオズイ寺院(Lao Zi Temple)
住所:No. Lot 362 KM12, Taman Impian Ku, Darul Makmur,, Jalan Sungai Lembing, 25200 Kuantan, Pahang

zushi_marina

マレーシア在住のライター逗子マリナです。 観光や生活、ちょっとした風景などを気ままに書いていきます。